ママ振袖を着る時に、レトロな雰囲気でまとめたいなら、お母様の時代の小物一式使っても良いかも知れません。でも現代風に装いたいなら、小物を今風にしてみましょう。ちょっとのアレンジで、大きく変わりますよ!
目次
半襟
お母様の時代の振袖の半衿は真っ白なシンプルタイプでしたが、今は違います。振袖に合わせる半衿はビーズや刺繍、レースを付けたりする豪華なものが多いのです。また色や柄付きのものも増えてきました。半衿は顔映りを大きく左右するアイテムですから、今の時代に合わせた半衿を使うと雰囲気が現代的に変わります。
帯揚げ
帯枕などを包んで、帯を安定させるのが帯揚げです。着物の着付けも年齢が上がるにしたがって、帯揚げも帯の中に入れて目立たなくさせるのが着付けの常識。
一昔前の振袖用の帯揚げは、少し絞りなどが入ったものでしたが、今は違います。帯の上に盛り上げるように縛るので、細かい絞りが沢山入ったボリュームのあるものが選ばれます。中にはラメなどが入った華やかなタイプも。帯揚げが目だって豪華なのは、若さの象徴ということで、時代と共に変化しています。
帯締め
帯の真ん中に結ぶ帯締めは、とてもインパクトがあります。振袖用の帯締めとしては、数年前から花やパールなどがデコレイトされたものが主流となりました。なかなか他の着物に合わせることは少ないので、振袖の時にだけ使う帯締めと言っても良いでしょう。勿体ないかも・・・と思うかも知れませんが、その贅沢さが振袖なのです。
袋帯
振袖だけでなく留袖や訪問着といったフォーマルな装いに合わせる帯が「袋帯」です。振袖は未婚の時にしか着られませんが、袋帯は違います。着物に合えば何歳になっても使えるのです。長く使える分、消耗も激しいと考えられますから、ママ振袖とのバランスに注意しましょう。
帯が古い印象では、ママ振袖も落ち着いた雰囲気になってしまいます。帯だけ新しいものをレンタルしてもイメージは大きく変わるので試してみて下さい。
草履
草履の底はゴムとなっているので、お母様の草履をそのまま使うのであれば劣化をチェックしましょう。草履の劣化は見ただけでは分かりません。履いているうちに台が剥がれたり、鼻緒のつけ根がガタガタとなる場合もありますから、実際に履いて周りを歩いてみて下さい。
草履は靴と違い、ピッタリが良いという訳ではありません。草履からかかとが少し出る位が丁度良いのです。また鼻緒がきついと足が疲れやすいので大変です。無理に新しい草履に替えるよりも、何回か履いた草履の方が良い場合もあるのです。お洒落は足元からとも言われ、意外と目立つもの。気になるようなら修理も出来ますから、着物屋さんに相談しましょう。
髪飾り
着物は面積が大きいので、髪の毛もボリュームがないとバランスが悪いと言われています。ただし昔のように逆毛をたててふっくらさせるのは、老けた印象になる場合もあるので注意しましょう。
今は大きな髪飾りをふんだんに使って、華やかにボリュームを出す方が多いようです。可愛いリボンや生花を使ったこだわり派も珍しくありません。
出来れば前撮りの時にしっかり美容師さんに自分の好みを伝えて、ヘアセットしてもらうことをおすすめします。お母様の時代は前撮りという習慣はありませんでしたから、多いに利用しましょう。前撮りの時と成人式当日の美容師さんが違う場合も少なくありません。前撮りと同じ髪型にしたいなら、スマホに画像を残して、当日の美容師さんに見せてお願いしましょう。言葉で伝えるよりも確実です。
まとめ
如何でしたか?ママの素敵な振袖が手元にあるなら、着ないなんて勿体ないですよね。小物を少し変化させれば、新しい雰囲気に装うことも可能ですし、何と言ってもお友達とかぶることもありません。
コーディネイトで注意してもらいたいのは、小物の品質です。ママ振袖が昔ながらの素敵な逸品でも、新しく追加した小物が安っぽいと全体がチープな印象になってしまいます。そんな残念なことにならないように、合わせる小物のクオリティーにもこだわりましょう。
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